インフルエンザには昏睡状態の危険性も

現代社会において最も強い影響を及ぼしている病気の一つに、インフルエンザを挙げることができます。感染症の恐怖は、現代社会においてはほとんど駆逐されたように思われますが、インフルエンザの季節性の流行に関してはいまだに食い止めるに至るどころか、かえって世界的なパンデミックが懸念されるようになっています。インフルエンザウイルスの大きな特徴として、薬品に対する耐性が非常に強く、また毎年ウイルスの形状を変化させてくるので、いつまでたっても完全撲滅に至っていない現状があります。近年では鳥インフルエンザウイルスの人間への感染も認められるようになっており、こうした新型インフルエンザの世界的な流行が懸念されています。
インフルエンザウイルスに感染すると、重度の風邪に類似した症状が数日後に発症します。このウイルス感染ごと発祥のタイムラグがこのウイルスの流行の大きな原因でこの間にウイルスを持った人が外を歩くことによって広く感染が広まります。発病後は体への負担も非常に大きいので、薬の処方を受けた後、安静にしていることが重要です。体の負担は目には見えませんが、インフルエンザの重度の症状では意識障害などを引き起こし昏睡状態に陥る場合もあります。乳児などの場合、昏睡状態に陥ると非常に危険なので、適切な処置を受け体への負担を極力減らすことが症状を和らげることにつながります。特効薬であるタミフルは若年者への投与が禁止されているので、より安静にしている必要があります。タミフルによる一連の異常行動事件もインフルエンザによる昏睡、意識障害が原因であるとも言われており、発病者が若年の場合は保護者がしっかりと付き添うことが非常に重要です。